2012年4月30日月曜日

競馬の1着同着

競馬の1着同着

中央競馬でも、公営競馬でも、海外の競馬でもかまいません。競馬のG1レースで、

1着同着のレースはあるのでしょうか?ご存知の方、教えてください。







1984年 Lockinge S G1 英国 Newbury Turf 8f

Cormorant Wood(コーモラントウッド)とWassl(ワッスル)が1着同着になっています。Cormorant Woodは牝馬ながら中距離路線で活躍し、インターナショナルSなどを制した名牝。Wasslはアイリッシュ2000ギニーと同レースを制した当時のトップマイラーでした。Lockinge Sは英愛地区に行われる最初のマイルGIで、(Sandown's/betfred.com) Mile S (英G2) からここを本番に挑む馬、ここをステップに約1ヵ月後に行われるQueen Anne S (英G1) に向かう馬、中距離路線へシフトチェンジしてPrince of Wales's S (英G1)や、Eclipse S (英G1) を見据える馬、短距離のKing's Stand S (英G2) や Golden Jubilee S (英G1) へと向かう馬など多岐に渡って路線開拓をもくろむ馬が参戦する、非常に重要なレースです。多くはRoyal Ascot Meetingや夏場を見据える馬のステップ的な位置づけです。



2002年 Captain Cook S G1 新西 Trentham Turf 1mile

Elevenses(イレヴェージス)とTit For Taat(ティトフォータート)が1着同着。Captain Cook Sはオセアニアのニュージーランドでシーズン最初に行われるレースで、日本で言えば安田記念のような位置づけです(シーズンが逆)。ただ、ここよりも豪州へ遠征し、コックスプレート(豪GI)へ向かうのがトップホースの王道で、幹部クラスの参戦が目立つレースとなっています。



1992年 帝王賞 日本 大井 GI Dirt 2000m

ナリタハヤブサとラシアンゴールドが1着同着



2003年 Breeders' Cup Turf G1 米国 Santa Anita Park

キネーン騎乗のHigh Chaparral(ハイシャパラル)と、ソリス騎乗のJohar(ジョハー)が1着同着。好位から競馬を進めたHigh ChaparralとFalbrav(ファルヴラヴ)が直線で抜け出し、激しいデッドヒートを繰り広げていると、最後方から末脚を爆発させたJoharが急追。ゴール前ではFalbravが首差だけ遅れた、あわや3頭同着にもなろうかという接戦。High Chaparralは2歳時からエリートコースを歩み、2歳でRacingPostTrophy(英G1)を制覇し、翌年は後にドバイワールドカップを勝つこととなるMoon Ballad(ムーンバラッド)などを辛くも退けてEpsom Derby Sを制覇。さらにはIrish Derbyも制覇して正真正銘の3歳芝馬となる。同年の凱旋門賞はMarienbard(マリエンバド)に先着を許し3着に敗退。その後Breeders' Cup Turfへ遠征して見事1着に優勝。これでG1を4勝したこととなる。その後はRoyalAscot開催を目指して小休止を挟んで調教が行われていたものの、運悪くコースの穴を踏んでしまい肩関節を痛めてしまう。復帰はプレップのRoyal Whip S (愛G2)から始動して1着、さらには本番のIrish Champion S (愛G1)では当時のトップホースであるFalbrav、Islington、Alamshar、Moon Balladと顔を合わせたが、ここでも持ち前の勝負根性を発揮して優勝。その後は昨年同様に凱旋門賞へ向かうものの、地元フランス最強馬Dalakhani(ダラカニ)が圧倒的な強さを見せ付けて優勝し、High Chaparralは昨年と同じく勝ち馬から約6馬身遅れた3着に敗退。その後はやはり昨年と同じくBreeders' Cup Turfへ遠征する。ここで合間見える事となったJoharはアメリカ西海岸路線を主戦場とした芝のトップホースの1頭で、Hollywood Derby(米G1)を制覇したものの、勝ちきれない2着が多い馬でした。03年のBreeders' Cup Turfには早期からアメリカ入りしてArlington Millionを制して挑んでいたSulamani(スラマニ)、世界を渡り歩いてエクリプス賞などを制覇したFalbrav、地元のJohar、英愛最強馬High Chaparralなどが参戦。結果としてはHigh Chaparralが2年連続の優勝で03年は同着優勝という結果。同年のワールドレーティングではHigh Chaparral、Johar、Falbravが揃って127の意外な低評価、126にはドバイWCを制覇したMoon Ballad、125にSulamani。3歳ではIrish Derby勝ち馬のAlamsharと凱旋門賞に勝ったDalakhaniが133の高評価。







ほかにも沢山ありますが、(説明文必要ないのに付け過ぎて)入りきらないため、このあたりで。

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